正社員と違うところってなに?
働く期間を雇用先と契約して、一定期間働く従業員のことを言います。会社によっては準社員や非常勤、嘱託、臨時社員と呼ぶこともあります。一般的な契約期間は3年と言われていますが、3年後、このまま仕事を続けたいのであれば改めて契約を結んで仕事を継続することを選ぶこともできます。特に継続を希望しないのであれば契約期間満了をもってそのまま仕事も終了、となります。
契約社員と正社員は休日や有休など共通するところもありますが、転勤や賞与の有無など大きく違うところもあります。正社員との違いを詳しくみていきましょう。
正社員と契約社員の大きな違いでもある「雇用期間」ですが、正社員は「雇用期間が定められていない」ため自分で辞表を提出したり定年を迎えたりするまで働くことができます。
一方、契約社員は「雇用期間が定められている」ため、契約期間満了に伴って継続か終了かを選びます。契約期間は原則3年ですが、専門職や60歳以上の場合は契約期間が5年になることもあります。
正社員は就業規則で勤務時間が決められていますが、契約社員は契約時に決められた時間が勤務時間となります。正社員と同じ勤務時間になる場合もあれば、面接の時に希望した時間帯が勤務時間となる場合もあります。自分の希望通りの勤務時間になるかどうかは会社によって違うため、すべての会社が希望時間を考慮してくれるわけではありません。
転勤があるかどうかは会社によって違いますが、正社員は勤務地を限定できないことが多く、転勤の辞令が下ったら拒否することはできません。ですが、契約社員は契約時に勤務地が決められているため転勤はほとんどありません。
正社員の場合、掛け持ち勤務を認めている会社は少なく別の会社で働くことはほとんどできません。しかし契約社員は会社によって勤務日数や勤務時間にばらつきがあるため、A会社では週2日勤務、B会社では週3日勤務、と複数の会社を掛け持ちして働くことができます。
会社によってはボーナスを支給しているところもありますが、基本的にボーナスが支給されるのは正社員のみです。夏と冬の2回支給されるところがほとんどですが、会社や個人の業績が大幅にアップした時などは業績賞与が支給されることもあります。また、昇給は正社員は年1回昇給のチャンスが訪れますが、契約社員が昇給することは基本的にありません。あるとすれば契約更新時になりますが、これはすべての契約社員に当てはまるとは限りません。
退職金制度自体がない会社もありますが、退職金が支給されるのは正社員のみです。契約期間が満了になったからといって退職金支給されることはめったにありません。
ケアマネージャーはケアプランの作成や各事業所との調整が主な仕事ですが、ケアプランは介護サービスを受けるためには欠かすことができない重要なものです。そのため、ケアマネージャーは途中でプランの変更が必要ないか利用者の状態を的確に把握するために、普段から利用者や家族と積極的にコミュニケーションを取っておくことが大切です。
自由度が高い契約社員ですが、雇用期間や収入面での不安を拭い去ることはできません。そのため、契約社員から正社員にステップアップを目指している人も少なくないわけですが、そもそも正社員にステップアップすることはできるのでしょうか。まずは今の職場にステップアップ制度があるのか、会社の規定や過去の実例などから調べてみましょう。
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