介護事務は幅広い知識が必要!
介護事務の主な仕事は「介護給付費明細書」を作成したり、電話や来客の対応をすることです。事務作業がメインになる仕事ですが、来客と対応することもあるため施設や事業所の顔として常に笑顔でおもてなしの心を持って対応することを心がけなければなりません。
介護事務の仕事の流れは雇用形態や働く施設によって異なります。通所リハビリセンターで働く介護事務の1日のスケジュールを参考にして、介護事務の仕事の流れを詳しくみてみましょう。
通所リハビリセンターで働く場合、勤務時間は9:00~17:00の7時間勤務が一般的です。
9:00に出社したらまずは事務所内の清掃をし、それからケアマネージャーや職員とミーティングをします。ミーティングでは利用者の前日の体調や様子を共有し、当日お休みする人の確認をしますが、時には施設の問題点を話し合うこともあります。
ミーティングが終了したら、介護事務のメイン業務でもある介護給付費明細書を作成したり利用者が負担する介護保険料を計算したりします。介護給付費明細書とは、介護保険料の請求に必要となる書類のことで、レセプトとも呼ばれています。
介護給付費明細書を作成するには、まず前日の介護職員が記入した介護ケアサービスの実績報告書をもとにしてサービス提供票に必要事項を書いていきます。書き終わったら、サービス提供票を見ながら専用のソフトを使って介護報酬を計算し、そのデータをもとにして介護給付費明細書を作成し、国民健康保険連合会に電送します。
午前中に行うことが多いのですが、電話や来客があった場合はそちらの対応を優先します。書類を作成することは重要な仕事ですが、来客の対応も施設や事業所の印象を大きく左右する大切な仕事です。
午前中に引き続き介護給付費明細書を作成します。介護給付費明細書は月末締めで翌月10日までに電送しなければならないため、比較的残業が少ないといわれている介護事務ですが月末や月初は通常よりも忙しくなり残業になることもあります。
また、受付にいて作業をすることが多いため電話や来客の対応も多い介護事務ですが、これから介護施設を利用しようか検討している人にとっては、最初に対応してくれる介護事務の印象がそのままその施設や事業所の印象になります。少しでも良い印象が与えられるように「施設の顔」「事業所の顔」として誠意のある行動と笑顔で対応し、実際に介護サービスの内容を決定するケアマネージャーにバトンタッチしましょう。
ケアマネージャーはケアプランの作成や各事業所との調整が主な仕事ですが、ケアプランは介護サービスを受けるためには欠かすことができない重要なものです。そのため、ケアマネージャーは途中でプランの変更が必要ないか利用者の状態を的確に把握するために、普段から利用者や家族と積極的にコミュニケーションを取っておくことが大切です。
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